打撲と鍼灸
こんにちは、恵比寿LOOP鍼灸院院長の中野です。
今回は打撲でご来院された患者さんの症例を書いていこうと思います。
40代女性 旅行中の宿泊先で転倒した際に机の角に太ももの外側（股関節付近）を強打し受傷しました。
整形で画像診断を行い骨折はない事から湿布薬と痛み止めを処方され様子を見ていたが腫れが減少する事なく数週間後にご来院されました。
一般的に打撲すると最初は赤紫色の内出血になりだんだん黄色っぽくなっていき消失していきます。しかし、今回の打撲は強く打ちつけた場所が机の角でやや損傷範囲が深くなってしまい皮下の出血が多く免疫細胞の処理が追いつかず慢性的に腫れが残存したものでした。
患部に痛みは多少残るが炎症反応は日数も経過していた為、それほど強くない事から鍼灸治療を試みました。
鍼灸を行うと体に異物が入っていたという事で免疫が活性化します。
その効果を腫れた部分の血液の分解に利用し腫れを減少させることが出来ました。
血色もだいぶ改善し痛みもないので今後は浮腫や筋力低下を防ぐよう加療していきます。
このような外傷にも鍼灸治療は効果的です！もちろん医師による画像診断が必要な場合には紹介状も書いて医師による診察もお勧めしておりますので気になる方は是非一度ご相談ください。
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恵比寿LOOP鍼灸院
治療担当：中野優輔
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